お仕事ブログ
耳鼻咽喉科
こんにちは
木曜日の朝、河野コーチのクラスでお世話になっています小田です
早いものでスクールに入ってもう8年が過ぎようとしています
上達のスピードはカメのようですが、テニスは楽しく大好きです

さて、ブログの登場も8年ぶりなのですが、このたびはお仕事ブログ。
私は岡山県井原市で耳鼻科の開業医をしています
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このブログが掲載されるのは3月過ぎとのこと。
なるほど、スギ花粉症まっただ中。
それで耳鼻科の私にまわってきた
きっと花粉症についてイイ話が聞きたいのねと理解しました

現在日本人の26.5%、4人に1人がスギ花粉症といえます。
20代から50代の年代に至っては3人に1人といわれています。
今テニスをしながらハクションしている方も多いのでは
今回は紙面に限りがありますので治療の話だけしたいと思います

1. まずはスギ花粉(アレルゲン)の除去と回避。
花粉情報の活用、マスク、メガネ、窓を開けない、
洗濯物を外に干さない、などなど…。
もう皆さんご存じのことが多いでしょう。

2. 薬物療法。
これが一般的ですね
抗ヒスタミン剤・抗ロイコトリエン剤などの飲み薬です。
今は眠気、口渇感などの副作用が少ない良いお薬がたくさんあります
これに点鼻薬や点眼薬を組み合わせる処方が多いです。
効果もかなり期待できるお薬が多く、
症状のある間継続すれば花粉症コントロールはできると思います。
ただ飲んでいればいいけれど、やめれば抑えがなくなるわけで再発します
自分の症状に合った薬を使いましょう

3. 手術療法
手術療法は様々な方法があります。
ただ花粉症で入院手術まで希望される方は少ないでしょう。
外来で日帰りで手軽にできるなら…痛くないなら…と考えますよね。
それなら下鼻甲介粘膜焼灼術いわゆるレーザー治療です
ある程度聞き分けられるならば小児から、妊婦さんまでできます。
時間は麻酔時間を含め30分位、健康保険ももちろん適応です
花粉飛散真っただ中ではお勧めできません
飛散前にされた方がいいです
興味がある方は来年、年が明けたらお近くの耳鼻科にご相談ください。
うまくいけば数年効果がもちますよ。

4. アレルゲン免疫療法
体をアレルゲンに慣らして、症状を和らげます。
根本的な体質改善が期待できる唯一の方法です
舌下免疫療法が話題ですので、テレビ・雑誌などで聞いたことある
という方もいらっしゃるでしょう。
これまでは皮下注射という方法でしたが、飲み薬ができました。
今のところ、日本では12歳以上が適応です。
毎日、液状のお薬を舌下に入れて飲み込むというお薬です。
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症状がないオフシーズンも毎日使用しなければならない、
それも推奨3年間毎日
根気、根性がいりますね
舌下免疫療法は新しく、治療開始に際したくさん説明することがあります。
内服開始時期、内服方法、内服時間、内服前後の行動制限、
効果発現の時期・程度、副作用、などなど…。
なのですみませんが書ききれません…
やはり興味がおありの方は近くの耳鼻科医に相談してくださいね。

実は私も重度のスギ花粉症であり、毎年某内服剤を使用しています。
レーザーも2回受けました。
さらにこの舌下免疫療法を始めようか検討中
皆さん、一緒にアレルギーを治療してテニスを楽しみましょう

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